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【四国編】餅つきで作る名物餅4選と作り方|あんもち雑煮・白味噌雑煮・きらずもち・しょうゆ餅風

この記事のまとめ
四国の名物餅から、香川県のあんもち雑煮、徳島県の白味噌雑煮、高知県のきらずもちの作り方と、愛媛県・松山のしょうゆ餅をヒントにしたアレンジ「しょうゆ餅風」を紹介します。
この記事で紹介する香川と徳島の雑煮は、どちらも白味噌の汁に丸餅を入れます。高知県は、西日本では例外的に角餅の地域が多いとされます。
2つの雑煮は、ついた白い餅で作ります。きらずもちは、もち米をつく途中でおからを混ぜます。しょうゆ餅風は、つく途中で砂糖としょうゆを混ぜる、この記事独自のアレンジです。
材料と作り方は目安です。地域や家庭によって異なります。

はじめに:香川・徳島の白味噌のお雑煮と、高知・愛媛の餅菓子

香川県には、白味噌の汁にあんを包んだ丸餅を入れる「あんもち雑煮」が伝わっています。白味噌のやさしい甘さに、あんの甘さが重なる甘いお雑煮です。徳島県では、煮干しや昆布のだしに白味噌を溶いた雑煮がよく食べられています。徳島県内の雑煮には丸餅のもの、角餅のもの、すまし仕立てのものなどがあり、この記事ではその中から丸餅の白味噌雑煮を紹介します。

丸餅は、ついた餅を手でちぎり、丸めて作ります。関ケ原のあたりを境に、東は角餅、西は丸餅の地域が多いといわれます。一方、高知県は、西日本では例外的に角餅の地域が多いとされます。

高知県佐川町には、おからを混ぜてついた餅であんを包む「きらずもち」が伝わっています。愛媛県松山市には、上新粉(米の粉)で作る「しょうゆ餅」があります。この記事では、しょうゆ餅をヒントに、もち米をついて作るアレンジ「しょうゆ餅風」を紹介します。

家族の餅つきや、町内会・園・会社の餅つきイベントで「ご当地餅の食べ比べ」をするときの参考にしてください。

分量は目安です。出典の掲載例と、この記事の配合例(試作前)を、材料の項目ごとに書き分けています。地域や家庭によって材料や味付けは異なります。

四国の名物餅4選 早見表

都道府県 名物餅 ひとことで言うと 餅の形・食べ方
香川県 あんもち雑煮 煮干しのだしと白味噌の汁に、あんを包んだ丸餅を入れる甘いお雑煮 あん入りの丸餅を、輪切りの大根・金時にんじん、豆腐と雑煮に
徳島県 白味噌雑煮 煮干しや昆布のだしに白味噌を溶いたお雑煮。県内には角餅やすまし仕立ての雑煮もある 丸餅を、里芋・大根・にんじん・かまぼこ・青菜と雑煮に
高知県 きらずもち 佐川町尾川地区の郷土菓子。もち米とおから(きらず)を混ぜてついた生地で、あんを包む あんを包んで丸め、きな粉をまぶす
愛媛県 しょうゆ餅(この記事ではアレンジの「しょうゆ餅風」) 本来は松山の、上新粉で作る餅菓子。この記事では、もち米をついて作るアレンジを紹介 しょうゆ餅風は、砂糖・しょうゆを混ぜてついた餅を、ひと口大に丸める

1. 【香川県】あんもち雑煮

あんもち雑煮とは

あんもち雑煮は、香川県内で広く食べられている、白味噌の汁にあんを包んだ丸餅を入れるお正月のお雑煮です。だしは、いりこ(煮干し)でとるのが一般的とされます。具は大根と金時にんじんが中心で、豆腐や里芋、白ねぎを入れる家庭もあります。甘いあんと白味噌の塩気が合わさった味です。

大根と金時にんじんは、輪切りにします。「家族が円満でありますように」「一年が丸く収まりますように」という願いが込められているといわれます。

あんもち雑煮は、砂糖が貴重だった時代に、年に一度のお正月だけはとっておきの砂糖を使おうと、雑煮に取り入れたのが始まりといわれます。

あんもち雑煮の材料(5人分・目安)

分量は、農林水産省「うちの郷土料理」の掲載例(5人分)です。

  • あん入り丸餅 … 5個(この記事では、ついた餅で市販のこしあんを包んで作ります)
  • 大根(太さ3〜5cmのもの)… 150g
  • 金時にんじん(太さ3〜5cmのもの)… 50g(なければ普通のにんじん)
  • 豆腐 … 1/3丁
  • 白味噌 … 100〜130g
  • 煮干しのだし汁 … 5カップ(1,000ml。餅の量で加減する)
  • 青のり … 適量
  • 取り粉(片栗粉)… 適量(あん餅を作るときに使います)

あんもち雑煮の作り方

  1. あん餅を作る:ついた餅を取り粉の上で、食べやすい大きさにちぎる。手のひらで平らにしてこしあんをのせ、包んで閉じ目を下にし、丸く整える。
  2. 煮干しでだしをとる。大根と金時にんじんは輪切りにし、だしでやわらかくなるまで煮る。
  3. 野菜がやわらかくなったら、あん餅を入れてやわらかくし、豆腐を加える。あん餅は、ついたばかりでも、汁の中で中心まで温まるまで加熱する。
  4. 白味噌を煮汁で溶きのばして加える。
  5. 餅がくっつかないように、お椀に大根を敷いてからあん餅をのせる。金時にんじんと豆腐を盛って汁を注ぎ、青のりをふる。

あんもち雑煮を餅つきイベントで出すコツ

あんもち雑煮は、ついた餅を汁に入れて加熱してから出せる料理です。汁とあん餅を温める鍋と熱源を用意しましょう。あん餅を包む作業は、餅に直接さわる担当者を決めて行います。子どもには餅つきの体験を楽しんでもらい、体験と食事を分ける方法も検討してください。

イベントの前日に調理はしません。加熱は当日に行います。前日にどこまで下準備してよいかは、開催地の保健所に確認してください(自治体によって案内が異なります)。あんは市販品を使い、表示どおりに保存します。

加熱したあん餅は、中のあんが熱くなっていることがあります。初めての人には「甘いお雑煮です」と一言そえると、味の違いも伝わります。

2. 【徳島県】白味噌雑煮

徳島の白味噌雑煮とは

徳島の白味噌雑煮は、徳島県内で広く作られている、煮干しや昆布のだしに白味噌を溶き、丸餅を入れるお雑煮です。徳島県内の雑煮は、丸餅か角餅か、すまし仕立てかなど家庭によってさまざまで、白味噌雑煮はその中でよく食べられているものとされます。

具は里芋・大根・にんじん・かまぼこ・ほうれん草などです。大根は亀甲切り、にんじんは梅の形に抜くなど、縁起のよい形に整えることもあります。餅は、焼いて入れる家庭も、ゆでて入れる家庭もあります。

昔は、12月から3月にとれる「まな」という野菜を入れるのが一般的でした。今は「まな」が手に入りにくいため、小松菜などで代わりにするとされます。

豆知識:徳島県三好市の祖谷(いや)地方には、餅の代わりに硬い「岩豆腐」を入れる「うちがえ雑煮」が伝わっています。煮しめた里芋の上に長方形の岩豆腐を2枚のせた見た目が、刀を打ち違えたように見えることから、この名が付いたとされます。

徳島の白味噌雑煮の材料(4人分・目安)

分量は、農林水産省「うちの郷土料理」の掲載例(4人分)です。

  • 丸餅 … 4個(この記事では、ついた餅を丸めて作ります)
  • 里芋(小さめ)… 4個
  • 大根 … 80g
  • にんじん … 40g
  • かまぼこ … 40g
  • ほうれん草 … 40g(小松菜などでもよい)
  • だし汁(煮干し・昆布)… 600ml
  • 白味噌 … 50〜60g
  • すだち … 少々
  • 取り粉(片栗粉)… 適量(丸餅を作るときに使います)

徳島の白味噌雑煮の作り方

  1. 煮干しと昆布でだしをとる。
  2. 大根は輪切りか亀甲切り、にんじんは輪切りにして梅の形に抜く。里芋は皮をむく。
  3. だし汁に里芋・大根・にんじんを入れて煮る。煮立ったら、白味噌を溶き入れて味を調える。
  4. ほうれん草は別にゆでて、食べやすく切る。かまぼこも切っておく。
  5. ついた餅を取り粉の上でちぎって丸め、熱湯で中心までやわらかくなるまでゆでる(焼いて入れる家庭もあります)。
  6. お椀に大根を敷いて丸餅をのせ、ほかの具を彩りよく盛って汁を注ぐ。すだちを少々加える。

徳島の白味噌雑煮を餅つきイベントで出すコツ

徳島の白味噌雑煮は、ついた餅をゆでてから汁に入れるので、加熱して出せる料理です。汁と具を温める鍋、餅をゆでる湯と熱源を用意しましょう。

汁を作る、里芋を下ゆでするといった調理は、前日にはしません。加熱は当日に行います。前日にどこまで下準備してよいかは、開催地の保健所に確認してください(自治体によって案内が異なります)。かまぼこは加工食品なので、商品の原材料表示を確かめて掲示しましょう。

3. 【高知県】きらずもち

きらずもちとは

きらずもちは、高知県佐川町の尾川地区に伝わる郷土菓子です。もち米とおからを混ぜてついた生地であんを包み、きな粉をまぶします。おからは昔「きらず」と呼ばれていました。料理するときに包丁で切らなくてもよい「切らず」が、呼び名の由来といわれます。

昔は、正月前に各家庭で豆腐を作り、そのときに出たおからできらずもちを作って、豆腐と同じく正月に食べたとされます。

高知県は、西日本では例外的に角餅の地域が多いとされます。藩主が江戸に長く滞在した影響で角餅が残った、という説があります。この角餅の話は、主に雑煮などに使う餅の形のことです。ここで紹介するきらずもちは、あんを包んで丸めます。

豆知識:高知県東部には、天日干ししたさつまいもともち米で作る「かんばもち」も伝わっています。

きらずもちの材料(約80個分・目安)

分量は、高知県「おいしい風土こうち」と農林水産省「うちの郷土料理」の掲載例です。個数は、ちぎる大きさによって変わります。

  • もち米 … 1kg
  • おから(生)… 1kg
  • 砂糖 … 500g
  • 塩 … 30g
  • 小豆あん … 80個分
  • きな粉 … 適量

半量(約40個分)にするときは、すべての材料を半分(もち米500g、おから500g、砂糖250g、塩15g、小豆あん40個分)にします。

きらずもちの作り方

出典の作り方は、もち米をついてから、おから・塩・砂糖を加えてさらにつく流れです。

  1. もち米は洗って2時間以上水に浸け、水を切って蒸す。使う蒸し器の説明書に従い、中心に硬い芯が残らない状態まで蒸す。
  2. おからは、もち米とは別に軽く蒸しておく。
  3. 蒸し上がったもち米を臼に移し、杵でこねてからつく。よくついたら、おから・塩・砂糖を加え、さらについて全体に混ぜる。
  4. つき上がった餅をボウルに移し、手に水をつけながら、適当な大きさにちぎる。あんを包んで丸める。
  5. 全体にきな粉をまぶす。

きらずもちを餅つきイベントで出すコツ

出典の作り方では、きらずもちはあんを包んできな粉をまぶしたあと、加熱しません。各地の保健所は、ついた餅を雑煮やおしるこなどで加熱して出すことを勧めています。イベントできらずもちをそのまま配るかどうかは、メニューと出し方を伝えて、開催地の保健所に前もって確認してください。

前日にあんを丸めておくなどの調理はしません。あんは市販品を使い、表示どおりに保存します。生のおからは、商品の消費期限と保存方法を確かめて冷蔵し、会場へ運ぶ間も保冷してください。

イベントで作ったきらずもちは、その場で食べてもらうのを基本にし、持ち帰りは勧めません。家庭で翌日まで置くときは、室温に置かずに冷蔵し、食べる前に十分に加熱してください。

おからときな粉は大豆からできています。 材料を掲示して、大豆アレルギーのある方に知らせましょう。おからを混ぜた臼や杵、ボウルには大豆が残ることがあるので、器具の使い分けや洗い方を前もって決めておきます。

4. 【愛媛県】しょうゆ餅風(松山のしょうゆ餅をヒントにしたアレンジ)

しょうゆ餅とは

しょうゆ餅は、愛媛県の松山地域に伝わる、上新粉(米の粉)で作る餅菓子です。松山市の資料では「しょうゆもち」と書かれ、松山市の郷土料理講習会の実習メニューにもなっています。3月の節句の時期になると、よく見かけるようになるとされます。しょうゆ色の茶色のほか、白・桃・緑など、色とりどりのものがあるとされます。

しょうゆ餅は、松山藩の殿様が3月の節句に家臣に配り、子孫繁栄を祝ったのが始まりとされます。最近は、家庭で作ることが少なくなっているといわれます。

この記事の「しょうゆ餅風」は、もち米をついて作るアレンジです
松山のしょうゆ餅は、上新粉で作る餅菓子で、つき餅ではありません。
ここでは、しょうゆ餅の名前と色をヒントに、もち米をついて、砂糖としょうゆで味をつけるアレンジを紹介します。
配合は、試作前の配合例です。本来のしょうゆ餅の作り方ではありません。

しょうゆ餅風の材料(もち米5合分・配合例、試作前)

  • もち米 … 5合(約750g)
  • 砂糖 … 100〜150g
  • しょうゆ … 大さじ2〜3
  • しょうがのしぼり汁 … 大さじ1(好みで。この記事で足した材料です)
  • 取り粉(片栗粉)… 適量

しょうゆ餅風の作り方

この作り方は、試作前の配合例です。砂糖としょうゆの量や、つき混ぜやすさは、少量で試してから決めてください。

  1. 小鍋に砂糖・しょうゆ・しょうがのしぼり汁を入れて弱火で温め、砂糖を溶かして調味液を作る(煮立たせない)。
  2. もち米は洗って水に浸け(浸水の時間は、使う米に合わせて決める)、水を切って蒸す。使う蒸し器の説明書に従い、中心に硬い芯が残らない状態まで蒸す。臼に移して、杵でこねてからつく。
  3. 餅がなめらかになってきたら、温めておいた砂糖・しょうゆ・しょうが汁の調味液を、2〜3回に分けて加え、色が均一になるまでつき混ぜる。手水の量は、餅の固さを見ながら加減する。
  4. 取り粉の上で、小さくちぎって丸める(成形の目安)。食べるときは、さらに小さく切ってください。

臼にしょうゆを入れたくないときは、白いままついた餅を焼き、調味液を少し煮詰めたたれをからめる方法もあります。この方法も、この記事のアレンジです。

しょうゆ餅風を餅つきイベントで出すコツ

イベントで出すときは、ついた餅を焼いてたれをからめる方法のように、加熱して出す方法を先に検討してください。臼でつき混ぜたしょうゆ餅風をそのまま配るかどうかは、開催地の保健所に確認します。持ち帰りは勧めず、その場で食べてもらうのを基本にします。

臼ごとに材料を変えるときは、白い餅を先について、しょうゆを混ぜる臼を最後にすると、白い餅にしょうゆの色や材料が移るのを避けやすくなります。ただし、順番を工夫しても、臼や杵を共用すれば、前の臼の材料が混ざる可能性は残ります。多くのしょうゆには小麦と大豆が使われています。 使う商品の原材料表示を確かめて掲示し、アレルギーのある方に知らせましょう。

紹介するときは「松山のしょうゆ餅をヒントにしたアレンジです」と一言そえると、本来のしょうゆ餅との違いも伝わります。

5. 四国の名物餅を餅つきイベントで食べ比べるには

食べ比べを計画するときは、汁物の加熱設備、あんを包む担当者、アレルゲン別の器具の使い分けを先に確認してください。この記事の4品のうち、香川と徳島の雑煮は、ついた白い餅を汁やお湯で加熱して出せます。高知のきらずもちは、もち米をつく途中でおからを混ぜてつき、あんを包みます。愛媛のしょうゆ餅風は、つく途中で砂糖・しょうゆを混ぜる、この記事独自のアレンジです。

名物餅 当日の主な作業と必要な準備
あんもち雑煮(香川) ついた餅であんを包む(餅にさわる担当者を決める)。汁とあん餅を加熱する鍋と熱源が要る。あんは市販品を表示どおりに保存
白味噌雑煮(徳島) 具を煮て、ついた餅をゆでる。汁を温める鍋、餅をゆでる湯と熱源が要る。前日の下準備の範囲は保健所に確認
きらずもち(高知) おからを別に蒸す。臼でおから・塩・砂糖を混ぜてつく。あんを包み、きな粉をまぶす。加熱せずに出すかどうかは保健所に確認
しょうゆ餅風(愛媛・アレンジ) 調味液を温める小鍋と熱源が要る。臼で調味液を混ぜてつくか、焼いた餅にたれをからめる。配合は試作前

臼ごとに名物を変える場合は、白い餅(雑煮用)を先につき、おからを混ぜるきらずもち、しょうゆを混ぜるしょうゆ餅風の順にすると、色や材料が前の餅に移るのを避けやすくなります。臼や杵を共用すると大豆や小麦が混ざる可能性は残るので、参加者にも伝えましょう。

香川と徳島の雑煮を両方出すときは、イベント向けの簡略アレンジとして、共通の白味噌の汁に、あん入り丸餅と白い丸餅をそれぞれ合わせる方法も考えられます。ただし、だしや具は県によって違うため、それぞれの家庭の雑煮をそのまま再現する方法ではありません。

甘いお雑煮と、しょうゆ味の餅を食べ比べると、四国4県の餅料理や餅菓子の違いを楽しめます。

イベントで作った料理は、その場で食べてもらうのが基本です。持ち帰りは勧めません。持ち帰ってもらう場合は、早めに冷蔵し、食べる前に中心まで加熱するよう伝えてください。持ち帰ってよいかどうかも、開催地の保健所に確認しましょう。

餅つきQ太郎の餅つきイベントの様子

つきたての餅を手で丸めて丸餅にしているスタッフ
つきたての餅を手で丸めて丸餅に
つきたての餅にあんこ・きなこ・のりをのせて並べた食べ比べ
つきたての餅の食べ比べ(あんこ・きなこ・のり)
湯気の立つ臼
湯気の立つ臼。蒸したてのもち米をつきます

写真の参加者の顔はぼかしています。

四国の名物餅と餅つきイベントのよくある質問

Q. 四国の雑煮の餅は、丸餅と角餅のどちらですか?

地域や家庭によって違います。この記事で紹介する香川のあんもち雑煮と徳島の白味噌雑煮は、丸餅を使います。ただし徳島県内には、角餅やすまし仕立ての雑煮もあります。関ケ原のあたりを境に、東は角餅、西は丸餅の地域が多いといわれますが、高知県は西日本では例外的に角餅の地域が多いとされます。

Q. 愛媛のしょうゆ餅は、餅つきで作るものですか?

いいえ。松山のしょうゆ餅は、上新粉(米の粉)で作る餅菓子で、つき餅ではありません。この記事の「しょうゆ餅風」は、しょうゆ餅をヒントに、もち米をついて砂糖としょうゆで味をつけるアレンジで、配合は試作前の例です。イベントで出すときは、アレンジであることを一言そえてください。

Q. 餅つきイベントで四国の名物餅を出すときの準備は?

汁物を加熱する鍋と熱源、臼に混ぜる材料、餅に直接さわる担当者を先に決めておきます。香川と徳島の雑煮は、ついた餅を汁やお湯で加熱して出せます。きらずもちはおからを蒸して臼で混ぜる準備が要り、加熱せずに出すかどうかは開催地の保健所に確認します。前日の調理は避け、加熱は当日に行います。前日にどこまで下準備してよいかは、開催地の保健所に確認してください(自治体によって案内が異なります)。

Q. 餅つきの道具がなくても、餅つきイベントはできますか?

できます。餅つきQ太郎の出張餅つきなら、餅つきの道具ともち米を会場へお届けし、設営から撤収まで当店スタッフが行います。料金は95,800円(税込)〜(もち米5kgコース、2026年10月時点)で、開催地域によって変わる場合があり、つき手・丸め手の派遣は別料金です。四国4県へは、伺える店舗・日程と、配送費を含む料金を個別にご案内します。機材だけのレンタルを使えるかどうかも、お問い合わせください。この記事の名物餅を作りたい場合は、追加の食材の持ち込み、臼での混ぜつき、調理の分担を、予約前にご相談ください。

Q. 子どもが参加する餅つきイベントで気をつけることは?

餅はのどに詰まりやすく、小さく切っても窒息の危険はなくならない、という前提で準備することです。食べる前にお茶や汁物でのどを潤し、少しずつよくかんでから飲み込むよう声をかけ、よくかまないうちにお茶などで流し込まないようにします。食べ終わるまで、まわりの大人が見守ってください。乳幼児や、かむ力・飲み込む力が弱い人に餅を出すかどうかは慎重に判断し、保育園・幼稚園などでは施設の安全方針に従って、餅つきの体験と食事を分ける方法も検討してください。材料(大豆・小麦・小豆など)は掲示し、食品を出すときは、無料で配る場合も開催地の保健所に前もって相談しましょう。

餅つきの道具やスタッフは、餅つきQ太郎にお任せください

餅つきQ太郎は、BBQ太郎を運営する株式会社Q太郎フーズの出張餅つき・餅つきレンタルのサービスです。宮城から鹿児島まで、地域ごとの担当店舗から伺います。

臼・杵・せいろ・かまどなどの道具がそろわない、準備や片付けの手が足りない、という場合は、餅つきQ太郎の出張餅つき・餅つきレンタルをご利用ください。

  • 出張餅つき:95,800円(税込)〜(もち米5kgコース、2026年10月時点)。開催地域によって料金が変わる場合があります。餅つきの道具ともち米を会場へお届けし、設営から撤収まで当店スタッフが行います
  • つき手・丸め手の派遣は、別料金のオプションです
  • 本部ページでは機材だけのレンタル(基本4点セット 59,800円〜、税込)も案内しています。四国4県への配送・回収の可否と料金はお問い合わせください
  • 四国4県へは、伺える店舗・日程・料金を個別にご案内します。まずはお問い合わせください(配送費は別途お見積もり)
  • 年末年始は通常と料金条件が異なります。開催日と担当店舗によって変わるため、見積もりでご確認ください

この記事の名物餅を作りたい場合は、追加の食材の持ち込み、臼での混ぜつき、調理の分担を、予約前にご相談ください。

料金表・お問い合わせ → 出張もちつきQ太郎

出張餅つき

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安全のために
餅はのどに詰まりやすい食べ物です。小さく切っても、窒息の危険はなくなりません。
餅は小さく切り、食べる前にお茶や汁物でのどを潤し、少しずつよくかんでから飲み込んでください。よくかまないうちにお茶などで流し込むのは危険です。食べ終わるまで、まわりの大人が見守ってください。
乳幼児や、かむ力・飲み込む力が弱い人に餅を出すかどうかは、慎重に判断してください。保育園・幼稚園などでは施設の安全方針に従い、餅つきの体験と食事を分ける方法も検討してください。
加熱したあん餅は、中のあんが熱くなっていることがあります。少し冷ましてから渡してください。
食中毒を防ぐため、餅に直接さわる人を決め、体調の悪い人は調理に加わらないようにします。石けんと流水で手を洗い、使い捨て手袋は作業ごとに替えます。臼・杵・道具は洗って消毒し、手返しの水はこまめに替えます。
各地の保健所は、ついた餅を雑煮やおしるこなどで加熱して出すことを勧めています(ノロウイルス対策の加熱の目安は、中心温度85〜90℃で90秒以上)。イベントの前日に調理するのは避けてください。
材料(大豆・小麦・小豆など)は掲示し、しょうゆ・かまぼこ・あんなどの加工食品は商品ごとの原材料表示を確かめます。臼や杵を共用すると、ほかの材料が混ざる可能性があることも伝えましょう。
イベントで食品を出すときは、無料で配る場合も、メニュー・調理場所・出し方を開催地の保健所に前もって相談してください。

参考資料

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